象牙色(ぞうげいろ)とは?わかりやすく説明

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象牙色

象牙色(ぞうげいろ)とは?

象の牙

象牙色とは、いわゆる「アイボリー」のことです。象牙色は、ややグレーがかった黄色みのある淡い色で、JISでは灰色系に分類していますが、白色系統として扱うことが多く、黄色に分類するケースもある色です。
名前の通り象牙に由来しています。象牙自体は古くから知られていましたが、色名になったのは近代になってからです。

着物の「白色」のバリエーション

◇生成色(きなりいろ):わずかにベージュを帯びた白味の色合い。

◇卯の花色(うのはないろ):白とクリーム色の中間色のような、黄色みをわずかに感じるホワイトカラー。

◇白百合色(しらゆりいろ):卯の花色に近い、かすかに黄色みのあるカラー。

◇白(しろ):「白」と聞いて一般的にイメージする無彩色。

◇純白(じゅんぱく):他の色味などが一切混じらない白。

◇月白(げっぱく):ほんのりと青みが感じられる、ごく薄いブルーグレーのような色彩。

◇胡粉色(ごふんいろ):かすかに黄色みのある色合い。

◇白練(しろねり):光沢のある絹のホワイトカラーに由来する色名。

◇白磁色(はくじいろ):陶磁器の一種である白磁に由来するホワイトカラーで、透明感がある。

◇象牙色(ぞうげいろ):ややグレーがかった黄みのある淡い色。

象牙色(ぞうげいろ)など「白色」が与える印象とは?

白色は、古くから穢れのない神聖な色として扱われてきました。邪気を払って魔を除け、また何色にも染まっていないことが「出発」や「はじまり」を感じさせる色でもあります。
また、清潔感もあることから白衣やビジネスシーンなどさまざまな場面で使われます。さらに、光を反射する働きから顔映りをよくするというメリットもあります。

まとめ

象牙色は白色系統として清らかでクリーンなイメージがありますね。
顔色を明るく見せる効果もあるため、着物の着こなしにも取り入れてみてはいかがでしょうか。

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