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成人式のママ振袖の準備は早めに行うことが大切といわれる３つの理由
成人式のママ振袖の準備は進んでいますか？
成人式には家にある母親の振袖を着るのだから、成人式のママ振袖の準備は慌てなくても大丈夫と思っていませんか？
実は、何十年も着ていないママ振袖には、クリーニングやサイズ直しという準備が必要になります。
また、ママ振袖には着られないかもしれないというリスクも。
もしもそうなってしまったら、どうすればいいのかも紹介します。
ママ振袖が人気を集めている理由
「ママ振袖」とは言葉の通り、母親が着ていた振袖のこと。
そんな母親が成人式に着た振袖を、今度は成人式を迎える娘さんが着るというご家庭が増えています。いったいなぜ、ママ振袖は人気を集めているのでしょうか。
成人式の費用が安く抑えられる
成人式にママ振袖を着ようと思う理由のひとつは、成人式の費用が安く抑えられるため。
ママ振袖を準備すれば、振袖の購入費用やレンタル料金は不要になり、帯や和装小物の購入、ヘアメイクと着付け、記念撮影の費用だけで済むことになります。もしも、振袖だけでなく母親が成人式に着用した帯や小物もすべて利用するとしたら、費用はさらに抑えられるというわけです。
母親や祖母の喜ぶ顔が見られる
着物の魅力は祖母から母、母から娘と、代々受け継いでいけること。そう考える祖母や母親世代の方は多いのではないでしょうか。
そのため母親の振袖が手元にあるのなら、それを着ればいいと思うのは自然なことだともいえます。
また、ママ振袖は母親だけでなく、この振袖を一緒に選んだ祖母にとっても、思い出深いもの。それを着る孫の姿を楽しみにしているというご家庭もあるようです。
流行りの振袖とは被らない
振袖はさまざまなデザインが揃っているため、他の人とまったく同じものになってしまうことはほとんどありませんが、流行りの振袖を選ぶと、どうしても似たような色や柄になってしまいがち。
その点、ママ振袖は流行りの振袖とデザインが被ることはありませんし、コーディネート次第ではオリジナリティ豊かな着こなしを楽しむことも出来ます。
ママ振袖には早めの準備が必要な３つの理由
そんなママ振袖を実際に着る場合、どうしても必要な準備があります。
ママ振りには丸洗いと染み抜きのクリーニングが必須
30年近く前のママ振袖。しかも何十年も保管したままの状態では、カビやシミが広がっている可能性大。
「ママ振袖を着るから」と油断して、成人式間際になって慌てて振袖をタンスから出してみたら、シミだらけでとてもそのままでは着られそうにないという事態も考えられます。
シミや変色以外にも、シワやほつれ、臭いの問題もあるため、どちらにしても、そのまま着るのは不可能です。一見、問題はなさそうでも、実は小さなシミがあちこちに出ていたり、裏にはシミが広がっているというケースも。
そのため、ママ振袖は着る前に一度はクリーニングに出して、丸洗いと染み抜きをするだけでなく、振袖の状態によってはほつれなどのメンテナンスをお願いしなければならない可能性も出てきます。
何をどこまでお願いするのか、クリーニング店と何度も打ち合わせをしていたら、あっという間に１カ月近くが過ぎてしまうことも。
サイズが合わないなら仕立て直しが必要
また、最近は背が高くて手足がスラリと長い女性が多いため、ママ振袖ではサイズが合わず、お直しが必要になることも考えられます。
ママ振袖がいまのサイズのままで着られるかどうかの簡単なチェック方法は、ママ振袖の持ち主である母親と、これから着るつもりの娘との身長差を調べること。
例えば、母親と娘の身長差が5㎝以内なら、お直しの必要はほとんどありませんが、娘のほうが母親よりも5㎝以上身長が高い場合は、身丈と裄丈のサイズ直しが必要になります。
そうなるとクリーニングと一緒にサイズ直しもお願いしなければならず、さらに期間も費用もかかることになります。
帯や小物の準備期間も必要
ママ振袖を着るために揃えた長襦袢や帯、帯揚げや帯締めなど、当時のものをそのまま利用する予定なら、これらのものが残っているのかを確認。
さらにシミや汚れをチェックして、帯や長襦袢、半衿、伊達衿、帯揚げ、帯締めなども、着る前に必ずクリーニングに出して、染み抜きもしておくことが大切です。
また、使用できそうにないもの、足りないものは改めて用意することになるので、新たに必要なものの準備もしなければなりません。
最近は、ママ振袖がクリーニングから戻ってきたら帯や小物は新調して、今風の着こなしにアレンジしようと思っている方も多いと思います。
しかし、クリーニングに出すのが遅いと、実際の振袖を持参して、新しい帯や帯揚げ、帯締めなどの相談に呉服屋さんへ行くのがギリギリになってしまうことも。
そんなことにならないように、クリーニングにサイズ直し、小物の準費期間なども考慮して、かなり早くからママ振袖の準備を始めることが大切です。
ママ振袖がNGなら急いでレンタルの予約を
もしもママ振袖を出してみたものの、シミやカビがひどくて落としきれない、とても着られないという場合、振袖を新調するかレンタルするかの選択を迫られることになります。
とはいえ、成人式間際でその状態だとしたら、新調するのは難しいのが現状ですから、できるだけ早く振袖レンタルの予約を取ることをオススメします。
例えば、きものレンタリエを利用すれば、成人式の振袖と帯、バッグや草履、着付け小物など必要なもの一式がすべて揃って19,600円からレンタルすることが出来ます。
また、きものレンタリエのようなネットレンタルならば、気に入った着物をPCやスマホから予約するだけなので、時間も手間もかかりません。
ママ振袖かレンタルか比較検討することも大切
成人式は再来年だから、まだまだ時間があるという方は、いまからママ振袖の状態をチェックして、実際に着られるのかどうかを検討してみるといいでしょう。
費用面を抑えるためにママ振袖を利用しようと思っている場合、振袖や帯、小物のクリーニング料金、仕立て直しの料金などと、レンタル一式の料金とどちらがコストパフォーマンスがよいか比較検討してみるのも一つの方法です。
ママ振袖の場合、クリーニングは振袖を着終わった後にも出さなければいけません。
大切な着物だからこそ、また着るまでの間、きれいな状態で保管したいですよね。
そうなると、振袖一式がレンタルできるうえ、クリーニング代は必要ないレンタルはかなりお得なシステムと感じるのではないでしょうか。
もちろん、ママ振袖を着て家族を喜ばせたいという人や、ママ振袖を自分らしいコーディネートで着こなしたいという人も、早めに確認しておくことで、よりよい形での準備を進めることができるはず。
成人式にはママ振りを着用しようと思っている方ほど、早めの準備を心がけましょう。
まとめ
いかがでしたか。
ママ振袖は家にあるからすぐに準備できると油断しがですが、クリーニングやサイズ直し、足りない小物の準備など、実は時間がかかる要素がいくつもあります。
それを知らない方も多いため、ギリギリになって慌ててしまうことが多いようです。
ママ振袖が難しいならレンタルする方法もありますが、成人式に近くなるほどレンタルの予約もどんどん埋まってしまいますから、できるだけ早くママ振袖の状態を確認して、振袖をレンタルする必要があるかどうかを判断しましょう。
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