袴の着付けは自分で出来る?卒業式袴の着付け方と注意点を詳しく紹介

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袴の着付けは自分で出来る

袴の着付けは自分で行うことも可能です。
卒業式は袴を穿く滅多にない機会ですから、袴の着付けは自分でやってみたい!という方はぜひチャレンジしてみるといいでしょう。
そこで、実際に袴を自分で着付けるための手順や注意点などを紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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卒業式の袴を自分で着付けることはできる?

袴を着た女性

卒業式には袴姿で出席したい!
そのためには卒業式当日に、袴を着付けてもらうことが必要になります。

ところが、卒業式シーズンは同じ日に美容室や着付師さんへの予約が集中するため、希望の時間に予約が取れないということが起こりがちです。

また、袴姿には憧れるものの、できるだけ費用は抑えたいという方も多いよう。
それならば、自分で袴を着付けられればいいのでは?と考える方も多いでしょう。

では、実際に袴を自分で着付けることは可能なのでしょうか?
普段から着物を着慣れている方なら、袴の着付けもやり方さえ覚えれば自分でできると思います。

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では、着物初心者の場合は?
例えば、浴衣を自分で着たことがある、さらに帯も結べるという人なら、長襦袢の着方と袴の付け方を覚えて何度か練習をすれば、自分で袴を着付けることができるでしょう。

一方、これまでに浴衣の着付けもしたことがない、それどころかまったく着物を着たことがないという方にとっては、袴の着付けは難しいかもしれません。

ただし、卒業式までにある程度の時間を使い、何回も練習ができるようなら、自分で着付けられるようになるかもしれません。 もしも自分一人では難しいと感じたら、家族や友人にサポートをお願いしたり、着付師さんに早めに依頼したほうがよいでしょう。

自分で袴を着付けるメリット・デメリット

袴を着た女性

では、そこまでして自分で袴を着付けることに、どんなメリットがあるのでしょうか。また、デメリットはないのでしょうか。

自分で袴を着付けるメリットとは

自分で袴を着付けるメリットは、着付け費用がかからないこと。

また、卒業式に合わせて着付けの出来る美容室や着付師さんを探したり、予約をする、事
前に打ち合わせをするなどの面倒な段取りが不要になります。

前述した通り卒業式シーズンの場合、着付けの予約が取れても自分の都合が良い時間帯ではない可能性や、ようやく予約できた美容室が遠方という場合もあります。そうなると朝早くから遠方まで移動する必要が出てしまいます。

しかし、自分で袴の着付けが出来れば、それらの手間や時間が省けますし、卒業式当日の朝にバタバタしなくてすみます。
自宅で自分の好きなタイミングで着ることができるのは大きなメリットといえるでしょう。

さらに、自分で袴を着付けられるようになれれば、どうすれば着崩れが直せるかもわかるため、外出先で着崩れしたときも慌てることなく、自分で直すことができるでしょう。

自分で袴を着付けるデメリットとは

袴を自分で着付けるデメリットは、出来るようになるまで何度も練習が必要になること。

一度、着付け動画を見たからといって、すぐに出来るほど簡単ではありません。
袴を美しく着付けるためには着付けの知識が必要ですし、技術を身に着けるには実際に何度も練習することが必要になります。

熟練のプロに着付けてもらった場合は、費用はかかるものの美しい着姿になるうえ、動いてもそれほど着崩れしませんが、自分で着付ける場合、見た目はきれいに仕上がっても動いたら着崩れてしまうことも。

そんな着崩れを防ぐためにも、何度も練習が必要になります。

袴の着付けに必要なもの

袴の着付けに必要なもの

実際に袴の着付けを行う場合には、次のものが必要になります。

袴レンタルを利用すれば、必要なものはほぼ一式セットになっていますが、ショップによっては足りない物もあるため、必要なものがすべて揃っているか、事前にしっかり確認しましょう。

必要なアイテム数の目安選び方のポイント
二尺袖着物1枚袖の長さが二尺(76cm)ほどの着物。
成人式で着た振袖や、訪問着もOK
1枚着物の色柄と合うものを選ぶことが大切です。
袴下帯(半幅帯)1本コーディネートの差し色としても活躍してくれます。
長襦袢1枚着崩れ防止のため、自分にピッタリのサイズを選びましょう。
半衿1枚白地を選ぶと顔色がパッと明るく見えます。
伊達衿1枚着物と半衿の間に入れて使用します。
肌襦袢(肌着)1枚長襦袢の下に着用する肌着のこと。普段の肌着でも代用できます。
足袋1足草履を履く場合は必ず準備しましょう。
草履orブーツ1足コーディネートにあわせてどちらか1つ準備します。
巾着・バッグ1個コーディネートに合わせて巾着か和装用バッグを選びましょう。
腰紐4本2本以上あると安心です。体型によって調整しましょう。
コーリンベルト2本衿元の乱れを防ぐアイテムとして役立ちます。
伊達締め2本体型に合わせて調整します。2本以上あると安心です。
マジックベルト1本伊達締めをもう1本増やすことで代用できます。
衿芯1本長襦袢の衿に差し込んで使用します。
帯板(前板)1枚帯に挟んで使用します。
髪飾り1〜2個袴姿のイメージや髪の長さに合わせて用意します。
補正用タオル4~5枚ウエストのくびれをなくす補正パッドでもOK。
着物クリップ3~4個着付けの途中に着物や長襦袢を押さえておくのに必要です。
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自分で出来る袴の着付け方

袴を着た女性

袴を着付けるために必要なものがわかったら、次は袴の着付けを自分でする場合の大まかな手順を説明します。

このやり方はあくまで一例ですので、実際に袴を着付ける場合には、着物教室の袴着付け動画などを参考にして行いましょう。

1.着付け前の準備

・草履を履く場合は足袋、ブーツを履く場合はタイツや靴下を履いておきます。

・肌着や裾除けを身に着けます。

・補正が必要な場合はフェイスタオルを使用して、胸元・胴回り・腰などの補正を行います。

2.長襦袢を着付ける

・衿芯を通した長襦袢を羽織ります。

・衿合わせをしたら45度より控えめに衣紋を抜きます。

・喉のくぼみで交差するように衿を決め、腰紐を後ろでクロスさせて胸あたりで結びます。

・袴を履いたときに裾から長襦袢が出ないように、裾の長さが膝下あたりに来るように短めに着付けます。

・上から伊達締めで固定します。

3.着物を着付ける

・着物を羽織ります。

・長襦袢が出てこないように、長襦袢・重ね襟・着物をクリップで止めます。

・裾は長襦袢より少し長めくらいに決め、自分から見て左側を上に重ねます。

・おへその辺りで腰ひもをしっかり結びます。

・衿元をコーリンベルトではさんで決めます。

・おはしょりを整えます。

・衿元をきれいに整えて、伊達締めを結びます。

4.帯を結ぶ

・伊達締めで固定した上から半幅帯を被せて締めていきます。

・帯を後ろから前に二巻きし、長い方を上に向けてぎゅっと締めします。

・帯でリボンを作るため長い方の帯を20cmほどたたみ真ん中に持ってきて、短い方の帯を上から通して下へ出します。

・帯が平行に真っ直ぐに締められているかどうかを確認します。

5.袴を着付ける

・袴はひだの多い方を前にした状態で穿きます。

・袴と体の中心を揃えたら、帯が2cmほど見えるように合わせてクリップで止めておきます。

・袴の前側の紐を背中にまわして、帯結びの上でひと結びします。

・そのまま中央で紐を交差させて、帯結びの下に下ろし、前に持って行きます。

・袴の前紐を正面で交差させます。

・正面で交差させた前紐を後ろに持って行き、蝶々結びにして、紐が垂れないように収めます。

・袴の前が出来たら、後ろ部分を着付けます。腰板をリボンの上にのせて、後ろ紐を正面に持っていきます。

・正面に紐を回し、前袴の紐ごと下から上に出します。

・蝶々結びにして、リボンを作ります。

・蝶々結びの結び目をキレイに見せるため、垂れた紐を下から上に通して前に垂らします。

自分で袴を着付ける着崩れしない着付け方のポイントと注意点

着物初心者の方にはイメージするのが難しいかもしれませんが、袴姿は見た目に美しいだけでなく、立つ、座る、歩くなどの動作をしたときのことを考えて、着付けをすることが重要です

着崩れしないように袴を着付けるためには、次のことに注意しましょう。

しっかりと補正する

美しい袴姿にするためや着崩れを防ぐために、補正が必要になる場合があります。

例えば、胴回りが細くて帯がずれ落ちてしまう可能性のある方や、着物を着慣れていないため長時間の袴姿は苦しくなるのではと心配な方は補正をするといいでしょう。

薄手のフェイスタオルを使用して補正しておくと、帯のずれ落ち防止や着崩れ防止になるだけでなく、帯をしっかり締めるときのクッション代わりになります。

帯は一周目をきつく結ぶ

袴の前紐は帯に引っ掛けて着付けます。そのため、帯がずれてしまうと袴もずれてしまうことに。それを防ぐためにも帯はきつめ締めることが大切です。

帯は身体に二周巻き付けて結びますが、一周目のときにきつく締めるのがポイント。
帯をきつく締めたら苦しくなるのではと思うかもしれませんが、補正用のタオルを巻いてあればタオルがクッションとなるため、心配するほど苦しくはなりません。

着付けの練習は必須

袴の着付けを習得するには、それなりの練習時間が必要です。

30分程度で着付けられるように、しっかりと動画で着付けの手順を確認しながら、焦らずゆっくり丁寧に着付けることを何度か繰り返し練習しておきましょう。

着物慣れしている方も油断せず、必ず一度は練習を。

袴の着付けは、長襦袢や着物の着付けにプラス、袴の着付けが加わります。
また、通常の着物の着付けや帯結びとは異なる部分もあるため、着物を着慣れている方も練習しておくことをオススメします。

サポートをお願いすることも大切

袴の着付け動画はYouTubeなどで手軽に見ることが出来ますから、いくつか見て、自分にとってわかりやすいもの、やりやすいものを参考にしましょう。

動画を見たけれど自分だけではできそうにない、実際に練習してみたけれどうまくできないところがあるという場合には、早めに家族や友人などに手伝って欲しいとお願いすることも大切です。

袴の着付けをする目的は、自分一人で着付けられるようになることではなく、美しい袴姿で卒業式に出席することのはず。うまく出来ないようなら、自分ひとりで頑張らずに、周囲にサポートをお願いすることも選択肢に入れておきましょう。

まとめ

袴の着付けは練習を重ねれば自分でも出来るようになります。

ただし、難しい場合もありますから、あらかじめ動画などを見て自分ひとりで出来るのか、家族や友人にサポートしてもらうのか、やはりプロの方に頼むのかをしっかり検討することをオススメします。

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