お宮参りはしないと決めた3つの理由!記念写真は自宅で撮れる寝相アートが人気
お宮参りはしないと決めた理由には、気候や体調、感染症の流行などがあるようです。
では、お宮参りはしないと決めてしまったら、もう何も出来ないのかというと、そんなことはありません。無理せず、お祝いする方法をご紹介します。とくに、生後1カ月前後の赤ちゃんの姿を記念に残したいという方には、自宅でできる「寝相アート」を使った記念撮影がオススメです。その撮影方法も併せて紹介します。
お宮参りをしないほうがよいのでは?と思う3つの理由
赤ちゃんの成長と健康を願うお宮参り。
できれば風習通り、男の子なら生後31日目か32日目、女の子なら32日目か33日目にやってあげたいものの、お宮参りをしないほうがよいのでは?と思うこともあります。
赤ちゃんを外出させるのに不向きな気候
生後1ヵ月の赤ちゃんにとって、お宮参りを行う時期が過ごしやすい気候であるかどうかは大切な問題です。
出産時期によっては、熱中症が心配な猛暑のときや、寒い地域では豪雪期間にあたることも。そんな時期には、無理に外出させたくないと思うのが当然です。
出産したばかりのママの体力が回復しない
無事に出産して退院してきたものの、産後1カ月程度では、まだまだ体力が回復しないというママも多いものです。
さらに初めての育児の場合、慣れない授乳や夜泣きに悩まされて毎日クタクタ。
上の子がいる場合、家事と育児で身体的にも精神的にも余裕がないことも。
それなのにお宮参りの衣装を揃えたり、神社での祈祷、写真スタジオでの撮影や食事会の予約など、お宮参り当日だけでなく、準備をするだけで負担が増してしまうこともあるでしょう。
コロナやインフルエンザなどの感染症が不安
さらにいま、気になるのはコロナやインフルエンザなどの感染症です。
冬に流行るといわれていたインフルエンザが夏にはすでに流行り始め、コロナも決して終わったわけではないことを考えると、体調が回復していないママや、まだまだ免疫力が弱い赤ちゃんの外出は不安に感じることもあるでしょう。
お宮参りは難しいけど、これならできる3つのこと
本当はお宮参りはしたいけれど、いまはちょっと難しい。
そんなときにおススメなのが、お札を郵送してもらう、参拝を簡素化する、他の行事と一緒に行うという3つの方法です。
無理をせずに、いまできることを考えてみましょう。
郵送でお札やお守りを送っていただく
お宮参りは本来ならば神殿で直接ご祈祷いただき、お札やお守りを授かるものですが、長く続いたコロナ禍の影響で、ご祈祷していただいたお札やお守りを郵送してくれる神社やお寺が増えています。
例えば、水天宮や日枝神社、武蔵氷川神社など、郵送祈願申込書などをダウンロードして神社に送り、初穂料を振り込むと、祈祷していただいたお札やお守りを送ってもらうことができます。
お宮参りを行わないからこそ、せめてお札やお守りはいただきたいという場合は、自分が参拝したかった神社が郵送対応しているか調べてみるといいでしょう。
とりあえず近所の神社に参拝だけする
お宮参りというと、大きな神社でのご祈祷に記念撮影、食事会のすべてをクリアしなければと考えがちですが、そんな決まりはありません。
自分たちの都合に合わせて簡素化してもいいのです。
例えば、近所の神社に親子三人で参拝するのなら、気負わずに行けるはず。
もともと自分たちの住んでいる地域の神様である氏神様に、無事に生まれたご報告と健やかに成長することを祈願に行くのがお宮参り。
ご祈祷はお願いせずに参拝するだけなら、都合の良い時に気軽に行くことが出来ます。
参拝するだけなら普段着でもかまいませんが、神様に失礼かもしれないと気になるようなら、ちょっとよそ行きくらいのおしゃれをして行くといいでしょう。
お食い初めなど他のイベントと一緒に行う
赤ちゃんの最初のイベントはお宮参りといわれていますが、地域によっては生後100日目のイベントであるお食い初めと一緒に行うところも。
お宮参りの時期には体力的にも、気候的にも不安が大きいと感じるのであれば、思い切って、お食い初めや初節句、1歳の誕生日などと一緒に行ってもいいでしょう。
お宮参りの記念写真は赤ちゃんの寝相アートで
お宮参りはしなくてもかまわないけれど、写真だけは残しておきたいと思う方も多いはず。
そこで注目してほしいのが、いまママの間で人気を集めている「寝相アート」です。
いま人気の寝相アートってなに?
自分の決めたテーマに合わせて身近なもので背景を作り、そこに赤ちゃんのかわいい寝姿を入れて撮影する寝相アート。
自宅で好きな時間に気軽に撮影できるため、月齢1カ月や100日目、ハーフバースデーなど、赤ちゃんの記念日に合わせて撮影している方も多く、素敵な成長記録になると、多くのママさんに喜ばれています。
そんな寝相アートを利用すれば、プロが撮影したお宮参りの記念写真にも負けない、とっておきの一枚が撮影できます。
「お宮参りの記念写真風」寝相アートを撮るには
実際に寝相アートを撮影するには、毎回テーマを決めて、シーツやタオルケット、タオルやおむつなどで、そのテーマに合った背景を作りこみます。
そこに自然な赤ちゃんの寝姿を入れて写真を撮っていくのですが、この背景作りが難しいと悩んでしまうママさんも。
ところが、お宮参りで赤ちゃんが着る華やかな産着を利用すれば、誰でも簡単に、記念日にふさわしい絵になる寝相アートを撮影することができます。
産着をかけて寝ている赤ちゃんのまわりには、月齢1カ月という文字や、裏表のない子に育つようにという願いが込められたでんでん太鼓や、子どもの身代わりになって厄災から守ってくれる犬張子などを一緒に飾ると、お宮参りっぽいデコレーションに。
背景だけでなくデコレーションの準備もしたうえで、赤ちゃんを寝かしつけるとスムーズに撮影できます。
撮影した寝相アートは、なかなか会えないおじいちゃんおばあちゃんに送ってあげると、大喜びしてくれるはず。
子どもの成長記録としても、素敵な一枚になります。
寝相アート用グッズもお得にレンタルできる
男の子産着U0010 / レンタル価格 3,780円(税込/往復送料込)
女の子産着U0001 / レンタル価格 3,780円(税込/往復送料込)
そんな産着を利用して寝相アートを撮影したいというママさんのために、きものレンタリエでは、産着をレンタルしたお客様にだけ寝相アート用グッズセットを2000円でお貸し出ししています。
でんでん太鼓や犬張子、鞠、水引きお花に紐、月齢カードや「祝」の文字、木製フレームなどがセットになっているので、お宮参り風のデコレーションに最適です。
せっかく産着をレンタルしたのなら、パパもママもスーツやワンピースに着替えて、自宅で記念撮影しておくのもいいでしょう。
プロのカメラマンに撮影してもらうだけが記念写真ではありません。夫婦で楽しく話し合いながら自分たちで撮影した一枚も、思い出に残る写真になるはずです。
まとめ
お宮参りは赤ちゃんにとっての初めてのイベントですから、できることならやってあげたいと思うもの。
とはいえ、ママや赤ちゃんの体調がすぐれない、猛暑や豪雪などの外出に向かない気候、何よりコロナに加えてインフルエンザも流行っているような時期には、生後1カ月前後の赤ちゃんを外出させることに躊躇いを感じるのは当然です。
そんなときには無理をせず、郵送でお札をもらう、ご祈祷はお願いせずに参拝だけにする、お食い初めなど他のイベントと一緒に行うなど、柔軟に考えて対処することをオススメします。
記念写真もスタジオやカメラマンを利用せずとも、自宅で手軽にできる「寝相アート」で、楽しみながら赤ちゃんの成長を撮影してみてはいかがでしょうか。