忍冬文(にんどうもん)とは?わかりやすく説明
忍冬文(にんどうもん)とは?
忍冬文とは、唐草文様の一種で、スイカズラの蔓草(つるくさ)を図案化したものです。
忍冬文は、古くは古代ギリシャのパルメット文様が日本に伝わり、飛鳥時代から奈良時代にかけて仏教美術や工芸品に使われるようになりました。
奈良にある法隆寺金堂にある玉虫厨子(たまむしのずし)の蓮弁などにも用いられています。
また、平瓦にも忍冬文が刻まれており、広く使われるきっかけともなりました。

忍冬文(にんどうもん)のスイカズラとは?

忍冬文の元となるスイカズラは、日本全土で見受けられる常緑の蔓性植物です。5月~6月にかけて花を咲かせます。咲き始めの色は白、次第に黄色に変化することから、別の名を金銀花(きんぎんか)といいます。
忍冬文(にんどうもん)の特徴
忍冬文は、数枚の葉が扇状に広がった形状をしています。
蔓と茎がリズミカルに配置され、波のように連続する文様として表現されています。
忍冬文(にんどうもん)の使用例
忍冬文は、さまざまな場面で用いられています。
●建築:軒平瓦など
●工芸品:仏教美術、蒔絵、蕎麦猪口(そばちょこ)、皿など
●染色:着物、帯
忍冬文(にんどうもん)の意味
忍冬文は、季節を問わず強く伸びる性質があることから、生命力や長寿、子孫繁栄を象徴しています。
柔らかなカーブが連なっている様は、調和と持続性を表現しています。
まとめ
忍冬文は、スイカズラを図案化した文様のことでしたね。
建築や工芸品、着物や帯などに用いられる柄です。この機会に、忍冬文を見つけてみてはいかがでしょうか。

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