着物の模様とは?わかりやすく説明
着物の模様とは?
着物の「模様」とは、着物の生地に描かれている柄のことです。
着物や帯を美しく表現する模様は、四季折々の自然や扇や屏風、吉祥の象徴などさまざまな素材をモチーフにデザイン化したものです。これらには、趣深い季節の移ろいや縁起物、文化的な意味合いが込められており、着用シーンやシーズンに応じて適切な柄を選ぶことがマナーとされています。

模様の種類と意味

着物に描かれている模様には、さまざまな意味が込められています。
着物の柄は、主に以下の5つの模様に分かれています。
〇植物模様:花や鳥、風景などのような日本の伝統的な模様。
・松竹梅→「不老長寿」「忍耐」「生命の誕生」を象徴します。
・唐草(からくさ)→「長寿」「子孫繁栄」の象徴です。
・桜→「美しさ」や「儚さ」を意味します。
〇幾何学模様:円や多角形など一種類の模様を規則的に繰り返した模様。
・亀甲(きっこう)→「乳児の長寿」の願いが込められています。
・七宝(しっぽう)→「円満」「繁栄」「調和」を象徴します。
〇動物模様:古より親しまれた動物や中国伝来の生き物などの模様
・鶴(つる)→「夫婦円満」「長寿」の象徴です。
・兎(うさぎ)→「子孫繁栄」「長寿」の象徴です。
〇自然模様:自然風景や季節の移ろいを表す模様
・流水→「魔除け」「火除け」「清らかさ」などの意味を持っています。
・瑞雲(ずいうん)→「縁起が良い事の前兆」「豊穣」の意味合いがあります。
〇器物模様:扇、楽器、御所車などの生活道具がモチーフにされた模様。
・扇面(せんめん)→「繁栄」「開運」「発展」などの意味を持っています。
・手毬(てまり)→「家庭円満」「良縁」などの意味を持っています。
模様の配色の種類

着物の模様は、いくつかの配色があります。
●絵羽模様(えばもよう):着物を広げた際に縫い目をまたいでも模様が途切れず、一枚の絵のように見えるよう柄付けされた着物のことです。振袖や留袖、訪問着など晴れ着に用いられることが多くなっています。
●総模様(そうもよう):裾回り、衿、胸、肩、袖など着物全体に模様が配置されたもののことです。
●裾模様(すそもよう):着物の裾部分のみに柄が施され、上半身部分には模様がないものです。黒留袖や色留袖に多い柄付けです。
まとめ
着物の模様にはさまざまな種類があり、それぞれに願いや思いが込められています。
コーディネートをする際には、好みの色や雰囲気だけで選ぶのではなく、模様の持つ意味や拝啓なども考慮して選ぶようにしましょう。

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