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二尺袖とは?わかりやすく説明

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黄色の二尺袖とエンジの袴を着た女性

二尺袖とは?

二尺袖とは、着物の中でも振袖と呼ばれるものの一種でいくつかある振袖の中でも「小振袖」と同等です。

二尺袖は、袖の長さが約76cmなので、一般的な振袖(袖丈100~110cm)と一般的な着物(袖丈49cm)の中間の袖丈になります。未婚女性が着用できる礼装の中でも二尺袖は、袖丈が長すぎず短すぎないことから絶妙な可愛らしさを演出してくれます。

いくつかある振袖の種類とは?

振袖にはいくつか種類があって、それぞれ格の高さが異なります。着用シーンによって選ぶ振袖を変えるのが一般的な着こなし方になるので、格が高い順からお話していきましょう。

①引き振袖
→振袖の中で最も格が高いとされる引き振袖は、袖丈が引きずるほど長いのが特徴です。豪華な刺繍や煌びやかな模様は婚礼衣装として着用するのにピッタリです。現代では、婚礼衣装以外では着用されることはほとんどありません。

②大振袖
→成人式や結婚式にお呼ばれされた際の衣装として着用されるのが一般的ですが、新婦さんの花嫁衣装としても使われます。

③中振袖
→こちらも大振袖同様、成人式や結婚式にお呼ばれされた際の衣装として着用しますが、大振袖ほど袖丈は長くないので控えめで大げさすぎないのが魅力です。その他にもパーティーなどおしゃれをしていきたいときにも着用可能で、大振袖よりもカジュアルに着こなすことができるのが魅力です。

④小振袖(二尺袖)
→振袖の中でも最もカジュアルに着こなすことができる小振袖(二尺袖)は、礼装でありながらセミフォーマルとしてパーティーや卒業式に着用していくことができます。袖丈が短めである点から、動きやすく軽やかな印象を与えることが可能。袴と組み合わせることでレトロな女学生を演出することができるので、可愛らしく活発な雰囲気を作り出せます。

まとめ

いかがでしょうか?二尺袖を始めとして、振袖は種類が多く、様々なシーンに対応できる存在です。格の高さをしっかりと把握して、ミスマッチのない着こなしで楽しみましょう。

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