お宮参りにかかるお金とは?初穂料や産着代、お祝い金まですべて解説

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お宮参りのお金

お宮参りにかかるお金には初穂料、産着代、会食や記念撮影の費用等があります。
そんなお宮参りのお金はいくらかかり、誰がどの程度負担するものなのかは、初めてのお宮参りを迎えるママやパパ、両家の祖父母にとっても気になるところではないでしょうか。
そこで、お宮参りにかかるお金について徹底解説してみました。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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お宮参りにかかるお金とは?

お宮参りのお金

お宮参りを行う場合、どのようなお金がどのくらいかかるのでしょうか。
お宮参りにかかるお金は、初穂料(はつほりょう)、着物(産着・祝い着)代、食事会の費用、記念撮影代、お祝い金、の5つになります。

初穂料(はつほりょう)

神社にお渡しする謝礼のこと。
参拝するだけなら必要ありませんが、ご祈祷していただく場合には初穂料(ご祈祷料)が必要になります。

着物(産着・祝い着)代

お宮参りでは、赤ちゃんに白羽二重(しろはぶたえ)の内着または白のベビードレスを着せて、その上に祝い着(掛け着)を羽織ります。
昔は産着を購入することが一般的でしたが、最近はレンタルする方が増えています。

食事会の費用

お宮参りでは赤ちゃんが無事にお宮参りの日を迎えられたお祝いと、祖父母など周囲の人への感謝、両家の交流を深める目的も兼ねて食事会を行うため、その費用がかかります。

記念撮影代

お宮参りだけでなく、赤ちゃんのイベントに記念写真の撮影はつきもの。
自分たちで撮影するか、写真スタジオや出張撮影を利用するかで料金は変わります。
また、撮影費用だけでなく、両家の祖父母に渡す写真やアルバム代などもかかります。

お祝い金

主に両家の祖父母が贈ります。
一般的には祖父母以外の親族や友人はお祝い金を贈らなくてもいいといわれていますが、食事会などに出席する場合には、お祝い金を包んだほうがよいでしょう。

お宮参りのお金は誰が出すもの?

お宮参りの赤い産着を着た女性とクリーム色の訪問着を着た女性とピンクの着物を着た女性

お宮参りにかかるさまざまな費用。両親や祖父母、親戚など、いったい誰が出すのが一般的なのでしょうか。

昔は母方の祖父母が負担していた

昔のお宮参りは、お膳立ても費用もすべて母方の祖父母が負担し、父方の祖父母は参加するだけという地域が多かったようです。

また、父方の祖父母、父親、赤ちゃんが神社に参拝に行くのが慣わしだったことから、初穂料などの神社に納めるお金は父方の実家が負担し、母方の実家は赤ちゃんに産着を贈るというケースもあったようです。

現在はママ・パパが負担するのが主流

しかし現在は、祖父母が遠方に住んでいるなど、赤ちゃんとパパ・ママだけでお宮参りを行うケースも増えてきました。

そのため、お宮参りの準備はすべてパパ・ママ主導で手配して、支払いもパパ・ママが負担するケースが増えています。

祖父母には初穂料と産着代をお願いする場合も

とはいえ、せっかくの孫のお祝いですから、祖父母から費用を負担したいという申し出がある場合もまだまだ多く見受けられます。

その場合、昔の風習の名残もあってか、初穂料は父方の祖父母が、着物代は母方の祖父母が負担するケースが多いようです。

祖父母に頼む場合は両家のバランスが大切

このときに大切なのは、両家が同じくらいの額を負担する形になるようにバランスを考えること。
どちらかの実家の負担が大きくならないようにバランスを考えて、事前にしっかり相談しましょう。

会食代と撮影代はママ・パパが負担を

祖父母が出席する場合の会食代は、感謝とお祝いのお礼を兼ねて、ママ・パパが負担するのがオススメです。

記念撮影代も、撮影した写真は両親が手元で保管することからママ・パパが支払うケースがほとんど。会食代と撮影代はパパ・ママ側が支払うものと考えておくといいでしょう。

お宮参りのお金「初穂料」

初穂料

初穂料は神社で祝詞をあげてもらうときに渡す謝礼のことで、別名、玉串料(たまぐしりょう)やご祈祷料ともいいます。お寺でお宮参りする場合には、ご祈祷料やお布施といいます。

初穂料の金額

初穂料やご祈祷料金は神社によって金額が異なるので、事前に電話で問い合わせるか、公式ホームページで確認を。

金額が決まっていないときは、5,000円〜1万円を目安にするといいでしょう。
初穂料として納めるお札は新札でなくてもマナー違反にはなりません。

初穂料はのし袋か封筒に入れて

初穂料は熨斗(のし)袋に包んで渡すのがマナーといわれていますが、神社によっては白い封筒でも代用できます。

のし袋は、紅白の水引きが蝶結びになったものを選びましょう。
お宮参りのような慶事は何度あっても良いことなので、何回でも結ぶことができる蝶結びの水引にするのがマナー。

神社によっては封筒で渡すように指定しているところや、包まずにそのまま社務所(祈祷受付)で手渡すところもあります。
料金を確認するときに、渡し方も一緒に確認しておきましょう。

のし袋や封筒の書き方

お宮参りの初穂料の書き方

お宮参りの初穂料を包む、のし袋や封筒の書き方にもマナーがあります。

のし袋の書き方

初穂料は熨斗(のし)袋の上段に「御初穂料」(「御礼」「御玉串料」「御神饌料」)と書いて、下段に赤ちゃんの名前を書きます。

赤ちゃんの名前の読み方が難しいときは、ふりがなをふっておきます。
中袋の表には金額を書き、裏には住所と赤ちゃんの名前を書きます。

のし袋の表書きも中袋の住所や名前も、ボールペンは使用せず毛筆や筆ペンを使用しましょう。

封筒の書き方

初穂料を白封筒で渡す場合は、表面の上部中央に「御初穂料」(「御礼」「御玉串料」「御神饌料」)と記入し、その真下に赤ちゃんの姓名を書きます。

封筒の裏面、左下の位置に額面と住所を記入しておくことも忘れずに。

初穂料の包み方

のし袋の場合は、お札の表面を揃え、お札の肖像画が上になるように入れましょう。のし袋に中袋がついているのであれば、中袋にお札を入れましょう。

封筒の場合も、のし袋と同様にお札の表面を揃えて、肖像画が表面を向くように封筒に入れます。

初穂料のお札は、新札でなくてもかまいませんが、できるだけ汚れやシワのない、比較的きれいなものを包みましょう。

初穂料を渡すタイミング

初穂料は、お宮参り当日、社務所(祈祷受付)で申し込みをするときに渡すのが一般的です。
しかし、神社によって初穂料を渡すタイミングは違うので、事前にいつ渡せばいいのかを確認しておくとスムーズです。

お宮参りのお金「着物(産着・祝い着)代

赤い産着を着た女性と紺色の産着を着た女性

お宮参りの赤ちゃんの服装はやはり産着が多く、購入する場合とレンタルする場合があります。また、セレモニードレスなどの洋装でお宮参りするケースも増えています。

産着を購入する場合の相場

お宮参りの産着を購入の場合にかかる費用は初着とよだれかけと帽子とクリーニング代

着物を購入する場合、一般的な相場は2万円前後から15万円程度で、最高級品になると40万円近くするものも。
ただし、この相場は祝い着と呼ばれる内着の上に掛ける着物だけの値段を指しています。

産着を購入する場合、次の費用がかかります。

・祝い着代(長襦袢とのセット料金。セットでない場合は長襦袢代も必要)
・内着代(白羽二重 または ベビードレス)
・小物セット(スタイ、帽子、お守り、末広、でんでん太鼓、犬張り子など)
・クリーニング代

産着は白羽二重という絹の内着(着物)に祝い着を羽織るのが正式なスタイルですが、最近は白羽二重の代わりにベビードレスを内着として利用するケースが多いため、どちらを購入するにしても、その分の費用がかかります。

お宮参りの産着の下に着るよだれかけ(スタイ)と帽子とお守りとでんでん太鼓と紐銭

内着以外に帽子やスタイ(よだれかけ)、末広、お守りなど、必要な小物を別途用意する必要もあるため、それらの料金もかかります。
祝い着を購入すると小物のセットがオプション料金で購入できるショップが多いようです。

お宮参りが終わって着物を保管するときには、クリーニング代がかかることも予算に入れておく必要があります。

産着をレンタルする場合の相場

赤い産着を着た女性と紺色の産着を着た女性

産着をレンタルする場合、例えばきものレンタリエなら3,400円から1万2400円が相場となります。

レンタルの料金相場は、帽子やよだれかけ、お守りなどの必要な小物がすべて揃っているセット料金がほとんどです。
さらに、きものレンタリエでは内着として着用できるベビードレスも、オプション料金4000円でレンタルが可能です。

そのため、リーズナブルな料金で、手間なく必要な物すべてを簡単に揃えることができるのです。

また、着用後のクリーニング料金などもかかりませんから、トータルすると購入するよりもかなりお得といえます。手間が省けるうえ、手軽に予約できるのも魅力です。

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セレモニードレスの相場

洋装でお宮参りをする場合は、セレモニードレスを着せるのが一般的です。

祝い着にも合わせやすい白のセレモニードレスが一般的で、やさしい着心地のオーガニックコットンや、オーガンジーをふんだんに使用したものなど、素材によって価格も変わります。

相場は5000円から1万円5000円、高級素材を使用したものなら数万円になることも。
また、よだれかけや帽子、ケープなどが必要になりますので、その分の費用もかかります。

きものレンタリエでは、お宮参り用のセレモニードレス(ベビードレス)ドレス単品だと8000円産着と一緒にレンタルすると+4,000円でレンタルすることができるので、和装か洋装か迷っている場合には、ぜひセレモニードレスもチェックしてみてはいかがでしょうか。

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お宮参りのお金「食事会の費用」

お宮参りのあとは両家の祖父母を招いて食事会を催すケースが増えています。

食事会の費用の相場

昼の食事会なら1人3000円~×人数分。夜の会なら1人5000円~×人数分が一般的です。

祖父母が会食代を負担する場合も

お宮参り後の食事会はパパとママが主催者のため、費用もパパとママが負担します。

この食事会には、初穂料や着物代、お宮参りの準備費用などを負担してくれた両家の祖父母へのお返しの意味も込められています。

しかし、食事会に参加できたのがどちらか一方の祖父母だけだったり、お宮参りの準備費用のほとんどをどちらか一方の祖父母が負担しているなど、両家の負担額が偏っている場合には食事会の費用を負担額の少ないほうの祖父母に支払ってもらい、両家の負担のバランスを取ってもいいでしょう。

自宅での食事会が増えている

最近は生まれて間もない赤ちゃんや産後のママの体調を考慮して、長時間外出させるより、お宮参りの後は自宅で食事会を催すケースも増えています。

仕出しの懐石弁当などを利用して、お祝いするといいでしょう。
自宅のほうが費用を抑えられると思うかもしれませんが、配送してもらうため、一人分のお弁当代は1人分5000円前後~と若干高めの印象です。

それでも、授乳やオムツ替えがすぐにできるうえ、赤ちゃんが泣いても周囲を気にする必要はありませんから、ママも赤ちゃんもリラックスした状態で過ごすことができます。

お宮参りのお金「記念撮影代」

お宮参りでの写真撮影代はパパ・ママが支払うことが多いようですが、祖父母も一緒に記念撮影に参加したり、アルバムや台紙なども欲しいという場合には、祖父母が負担してくれるケースもあるようです。

撮影料金は、写真館や写真スタジオと、出張撮影のどちらを選ぶかで変わります。
それぞれの特徴やどのくらいの費用になるのかを紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

スタジオで写真撮影を行う場合

個人の写真館などで撮影する場合は、2万円~3万円が相場といわれています。

大手の写真スタジオで撮影をする場合は、基本撮影料金が3,000円程度で、衣装も無料でレンタルできますが、画像データ、写真の枚数やアルバム、台紙などの商品購入代が必要になるため、3万円から6万円程度が相場のようです。

土日・祝日料金が加算される店舗や、撮影枚数に上限があるスタジオもあるので、料金やサービスの内容をしっかり把握してから選びましょう。

出張カメラマンに撮影を依頼する場合

お宮参りにカメラマンに同行してもらい、参拝する神社などで撮影してもらう方法もあります。

作り込んだスタジオとは違い、実際のお宮参りの雰囲気がわかる写真を撮影してもらえると人気を集めています。

カメラマンによっても異なりますが、撮影料の相場は1万円から3万円といわれています。
さらに交通費や、土日や祝日の場合は割り増し料金がかかることも。

同行時間によって計算するケースもあるので、事前に何時間程度お願いするのか、その場合は経費も含めてトータルでいくらかかるのかをしっかり確認してから依頼しましょう。

お宮参りのお金「お祝い金」

お宮参りは赤ちゃんが生まれて無事に1ヵ月を迎えられたお祝いですから、お祝い金を贈ります。

このあいだ出産祝いを贈ったのに、今度はお宮参りのお祝い金が必要なの?友人や職場の同僚もお祝いしないといけないの?と、疑問に思っている方のために、お祝い金は誰がいくら払うものなのかを紹介します。

お祝い金を贈るのは祖父母だけでOK

お宮参りのお祝い金を贈るのは、基本的に両家の祖父母だけです。

出産祝いとは異なり、パパ・ママの兄弟・姉妹、友人などはお祝い金を贈らなくても問題はありません。

それでも、何かお祝いを贈りたいという兄弟・姉妹や親友、親戚の場合は、お祝い金代わりにギフトを贈るという方法もあります。
ただし、お祝いの会食に招待されている場合には、お祝い金を贈ったほうがよいでしょう。

お宮参りのお祝い金の相場

お祝い金の祖父母の相場は5000円~1万円。他の親族や友人は3000円~5000円というのが一般的です。

・赤ちゃんの祖父母の相場 5,000円から1万円
・パパ・ママの兄弟姉妹の相場 3,000円から5,000円
・パパ・ママの友人や職場の同僚の相場 3,000円

お祝い金はのし袋に入れて

お祝い金は、水引きが紅白の蝶結びののし袋に包んで渡します。

表書きは、のし袋の上段に「お祝い」「祝初宮参」「祝御宮参」などと書き、下段には贈り主の名前を書きます。
中袋が入っているタイプなら、中袋の表面に金額、裏面の左下に住所と贈り主の名前を書きます。

お祝い金として包むお金には新札を用意して、のし袋には、新札の表(肖像画が印刷されている面)が上になるように入れましょう。

お祝い金を渡すタイミング

お宮参りに参加される場合は、お宮参り当日にお祝い金を渡します。

お宮参りのご祈祷などに参加しない祖父母は、準備の支払いに役立つように事前に渡しておくと喜ばれます。

また、支払いはすべてパパ・ママが負担している場合は、お祝い金を相場より多めに包む祖父母も多いようです。

まとめ

お宮参りの費用は、昔なら母方の実家が支払うものでした。それが父方、母方で分担するケースが増え、最近では遠方の祖父母はお宮参りの仕度に関わっていなかったり、参加しないこともあり、パパ・ママが負担するケースが多くなってきました。
そのため、祖父母はお祝い金を多めに贈るケースもあるようです。

その一方で祖父母が費用を負担するケースもあり、もしも祖父母に負担してもらうには、両家のバランスが大切です。どちらかの負担が大きくならないように、パパやママがバランスを考えて費用の負担をお願いしましょう。

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