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結婚式の着物の着付けはどこでする?費用の負担やメリット・デメリットとは

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結婚式の着物の着付けをする女性

結婚式の着物の着付けは、式場内の美容室や式場近くの美容院がオススメです。
結婚式の着物の着付け場所としては、他にも行きつけの美容院や着物のレンタルショップ、着付師に出張してもらう方法がありますが、気になるのは、それぞれどんなメリット、デメリットがあるかですよね。
さらに、着付け費用は誰が負担するか、相場や費用にまつわる注意点なども紹介します。

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結婚式の着物の着付けはどこでする?

黒留袖を着た女性とピンクの色留袖を着た女性と薄い緑色の訪問着を着た女性と緑色の振袖を着た女性

結婚式に着物で出席する場合、着物の準備とともに着付けをどこにお願いするかを決める必要があります。

結婚式に出席する際に着付けをお願いできる場所としては

●結婚式場内の美容室や美容サロン
●結婚式場近くの美容院
●行きつけの美容院
●着物のレンタルショップ
●出張着付師を依頼する

この5つのパータンが考えられます。

いつも着付けは自分でしているという普段から着物に親しんでいる方でも、結婚式のようなフォーマルな時には、着崩れしにくくキレイに着上げてくれるプロに着付けてもらうことをオススメします。

また、着物に合わせてヘアメイクもするのであれば、着付けもしてもらえる美容院がいいでしょう。

結婚式場内の美容室で着付けをするメリット・デメリット

結婚式場内の美容室やサロンで着付けをお願いする最大のメリットは、場所の移動をしなくてもすむこと。
美容室のほうでも挙式や披露宴の時間を把握していますから、きちんと式に間に合うように仕上げてくれるのも大きな魅力です。

ではデメリットはというと、新郎新婦に負担をかけること。
式場内での美容室の予約は新郎新婦にお願いすることになるうえ、とくに親族の場合、着付け費用は新郎新婦が負担するケースが多く、お願いする立場としては申し訳なく感じてしまいがちです。

さらに、着物を持ち込む場合、着付け費用に持ち込み料が別途計上されるところが多いようです。

結婚式場近くの美容院で着付けをするメリット・デメリット

結婚式場近くの美容院で着付けをお願いするメリットは、新郎新婦に気兼ねすることなく利用できること。

持ち込み料も不要ですし、支払いも自分ですませるだけなので、新郎新婦に連絡するなどの余計な気遣いをしなくてすみます。

また、式場内よりは距離はありますが、自宅近くの美容院よりは移動時間が短くてすみます。

デメリットは、自分で美容院を探さなければならないこと。
Googleマップを利用したり、ホットペッパービューティーなどで、式場近くの着付けができる美容院を探してみるといいでしょう。

もうひとつのデメリットは、初対面となる着付師さんやヘアメイクさんに、自分の希望がうまく伝わらない可能性があること。
お任せでいいのであれば問題はありませんが、当日はあわただしいことが多いので、こうして欲しいという要望があるのなら、事前に打ち合わせておくと安心です。

行きつけの美容院で着付けをするメリット・デメリット

自分が日頃利用している行きつけの美容院であれば、ヘアメイクの希望も伝えやすいですし、事前に着物一式を安心して預けることもできるでしょう。

しかし、その美容院に着付けができるスタッフがいなければ、お願いすること自体が叶いません。

ヘアメイクは行きつけの美容院、着付けは式場内あるいは式場近くの美容院と、分けて行う方法もありますが、予約をする手間が二倍になるうえ時間配分が難しくなります。

また、行きつけの美容院が式場から遠く、移動にかなり時間がかかる場合、早朝に着付けをお願いすることになる可能性も。そうなると、予約を受けてもらえないかもしれません。

まずは、予約したい時間帯を明確にして、着付けとヘアメイクをお願いできるのかを早めに確認しましょう。

着物レンタルショップで着付けをするメリット・デメリット

着物を持っていないという場合、レンタルショップを利用するのが一般的です。
レンタルショップによっては着付けのサービスを行っていたり、提携している美容院を紹介してくれるケースもあります。

そのため、着物をレンタルショップでレンタルする場合には、着付けのサービスやオプションがあるところを選ぶのもひとつの方法です。

デメリットとしては、着付けしか頼めず、ヘアメイクは自分で美容院を予約しなければならない可能性があります。
着付け場所や紹介された美容院が式場から遠くて、結局、お願いするのは難しい可能性も。

ショップによって対応はさまざまですので、しっかり着付け場所やサービスの内容を確認してからお願いしましょう。

出張着付師に着付けをお願いするメリット・デメリット

出張着付師さんをお願いする場合、自宅などに直接来てもらうことができるため、着物一式を美容院に運ぶなどの手間が必要ありません。
また、自分の都合の良い日時に予約することも可能となります。

デメリットは、着付け費用以外に別途、出張費や交通費がかかります。
ヘアメイクは自分でやるか、べつに美容院を予約して先にすませておくことも必要になるため、想像していたより手間や費用がかかることも。

また、自宅で着付けてもらう場合、着付けに必要な小物が足りないからと、美容院のように借りたり、購入することはできません。
着付けに必要な物は、あらかじめ入念にチェックして揃えておくことが必要になります。

結婚式の着付けの相場と費用についての注意点

着付けをお願いする場合、気になるのが料金です。
着付けの技術料だけでなく、別途料金がかかるものもあるので注意しましょう

着付けの相場は1万円前後

結婚式の着物の着付けの相場は1万円前後、ヘアセットも併せると1万5,000円前後が一般的です。
一流ホテルや高級結婚式場などの場合には、着付けとヘアセットで2万円以上になることも。
メイクもお願いする場合には、ここにメイク料金が加算されます。

出張着付けの場合は着付け料金に加えて、出張代や交通費が別にかかります。
式場内の美容室では着物の持ち込み料がかかるところもあるので、トータルでいくらかかるのかを事前に確認しておきましょう。

親族は新郎新婦が負担する場合も

黒留袖の着付けをする女性

式場内の美容室で着付けをする場合、両親や姉妹、叔母の着付け費用は新郎新婦が負担することが多く、衣装の用意は自分たちでするのが一般的です。

とはいえ、両家の間で費用負担のルールを決めている場合もあるため、着付け費用の負担も含めて、予約してしまう前に一度相談しておくことが大切です。

着物を持ち込む場合は持ち込み料の確認、もしも式場内の美容室や衣装サロンでレンタルするつもりなら、衣装のレンタル料なども必ず確認をしておきましょう。

新郎新婦に着付け費用を払わすのが申し訳ないのであれば、その分、お祝いを多めに包んでおくのもひとつの方法です。

ゲストの着付け費用は自己負担

赤い振り袖を着た女性の後姿

新郎新婦はゲストの着付け費用までは負担しません。
もしも、新郎新婦にどうしてもと頼まれて着物を着ることになった場合は、負担してもらえる可能性もありますが、稀なケースといえるでしょう。

とはいえ、式場内の美容室を利用する場合には、新郎新婦に黙って勝手に予約するのはNGです。

式場の美容室といっても自分たちで支払うのだし、新郎新婦に気を遣わせないようにと、勝手に予約してしまいがちですが、着付けをお願いする親族が多い場合、そこに割り込む形になってしまいスケジュールを調整する必要が生じることも。

また、親族でなくても割引などのサービスがある場合もあり、当日知った新郎新婦が慌てて手配することになるなど、却って新郎新婦の手間を増やすことにもなりかねません。

式場側からも新郎新婦には伝わるはずですから、事前に式場内の美容室を利用したいこと、料金は自分で支払うから気遣いは無用であることを伝えておきましょう。

小物を忘れると実費を取られることも

着物の着付け小物

着物を着付ける際には、着物や帯だけでなくさまざまな小物が必要です。
うっかり忘れものをしてしまうと、その美容院のものを借りたり、物によっては購入する必要が生じてしまいます。

予期せぬ出費になってしまうこともあるため、着物を持ち込む場合には、忘れ物がないように事前に必ずチェックしておきましょう。

まとめ

結婚式の着物の着付けは、移動が楽な結婚式場内の美容室や近所の美容院がオススメです。

自宅近くや行きつけの美容院を利用する場合は、何時に着付けとヘアメイクを始めてもらえば、結婚式に間に合うかをしっかり計算して、予約を入れましょう。

出張着付師をお願いする場合は、美容院と違って足りない物を借りたり、購入したりできませんから、必要なものがすべて揃っているか事前にしっかり確認しておくことが大切です。

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