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祝い着とは?お宮参りに必要な小物についてもわかりやすく説明

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赤い産着を着た女性と黒いスーツを着た女性と白い服を着た赤ちゃん

祝い着とは?

祝い着とは、生後1か月頃に行うお宮参りの際に羽織る着物のことです。
本来 赤ちゃんの正装は、白羽二重(しろはぶたえ)に祝い着を羽織りますが、昨今では赤ちゃんに負担のないよう、着慣れたロンパースやカバーオールに羽織ることもあります。
祝い着は赤ちゃんに直接着せるものではなく、赤ちゃんを抱っこしたお母さまや お祖母さまの上から羽織らせてあげるものです。

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祝い着の種類や柄

祝い着には、オールシーズン用と夏用の2種類があります。サイズはなく、すべて同じ大きさで仕立ててあるのも特徴の一つです。
お宮参りの祝い着は、「熨斗目(のしめ)」とも呼ばれ、横の段模様になっているデザインの「熨斗目柄」も、縁起が良いとして人気です。

◇男の子用の祝い着
祝い着を男の子に着せるなら、“強く健やかな子に育ってほしい”という願いが込められた 兜や鷹の柄が人気です。色は一般的に黒地の祝い着が主流となっていますが、紺色、白地、グレー地、緑色などカラーバリエーションも豊富です。

◇女の子用の祝い着
祝い着を女の子に着せるなら、“優しく美しい子に育ってほしい”という願いがこめられた 桜や牡丹などの花柄が人気です。そのほか、芍薬や菊、鞠、花車などの柄もあり種類は豊富です。

祝い着の夏用の「絽」とは?
祝い着の「絽(ろ)」とは、布地の縦糸と横糸の本数を減らすことで密度を粗くし、風通しを良くした涼しげな生地のことです。7月~9月頃のお宮参りでも使用することができる祝い着です。

祝い着のほかに必要な小物とは?

産着と犬張子とお守りとでんでん太鼓

お宮参りの際に、必要なものチェックリスト
□帽子
□よだれかけ
□お守り
□犬張り子
□でんでん太鼓

お宮参りでのパパとママの服装は?

お宮参りの際は、パパとママの服装に決まりはありませんが、主役である赤ちゃんに合わせる必要があります。ここでは、祝い着がある場合とない場合の服装についてご紹介します。

祝い着がある場合

 お宮参りの服装

赤ちゃんの装いに合わせて、パパとママも和服を着用するのがふさわしいでしょう。
パパの和服は、一つ紋か三つ紋の羽織、着物と袴などが適しています。羽織を着用しないと普段着と同格になってしまうため注意が必要です。
ママの和服は、黒留袖がフォーマルな着物となります。ただし昨今においては、訪問着や色無地、付下げなどひかえめな着物を着る方も多くなっています。
また、夏は単衣(ひとえ)の着物、それ以外は袷(あわせ)の着物を選ぶと良いでしょう。

祝い着がなしの場合

赤ちゃんに祝い着を着せない場合においても、パパとママの服装はフォーマルが適しています。
パパは、礼服もしくは黒・紺・グレーなどのスーツを選びましょう。シャツは白系、ネクタイはシンプルなものを選ぶと良いでしょう。
ママはワンピースやスーツを選びましょう。色は黒や紺、ベージュやグレーなどの無地のものが適しています。ローヒールの靴を選ぶと歩きやすいでしょう。

祝い着なしにする場合の注意点

赤ちゃんに祝い着を着せない場合においても、神様に無事に出産したことを報告することが目的であるため、パパとママが軽装で参拝するのはおすすめしません。
ただ、どうしても軽装で行く場合は、以下のような服装は避けましょう。
1.普段着
2.原色や派手な柄
3.スウェットやハーフパンツ、ジーパン
4.ノースリーブやタンクトップ、露出度の高いもの

まとめ

お祝い着は赤ちゃんの一生に一度の大切な儀式、お宮参りに羽織る着物だということがお分かりいただけましたでしょうか。
素敵な お祝い着で、大切な思い出に残る一日になりますようにお祈り申し上げます。

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