エ霞文(えがすみもん)とは?

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エ霞文

エ霞文(えがすみもん)とは?

エ霞文とは、霞文の中でも「エ」の字を図案化し、中に吉祥文様の花々などを詰めたりしたものです。エ霞文の中でも、エの字を4つ結んだものを春霞といいます。

そもそも霞文とは、形を成さない「霞」をモチーフに文様化したもので、直線を横に何本も重ねて表現し、古くから絵画にも多く用いられた手法です。

着物においては、染織の風景文様に多く用いられ、ぼかしや模様の区切りとして、着物の模様を構成する上で必要不可欠な存在といえるでしょう。

霞文は、遠近感や時間の移り変わりを表現する意味でも用いられ、現れては消えるという意味で「永遠」を表すともいわれています。

まとめ

霞文は、形のない霞を横の直線で表現したもので、中でも「エ」の字を用いたものをエ霞文といいます。霞文は、全体を優雅な雰囲気に仕上げる魅力があります。

#エ霞文

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