PC

【お宮参りの初穂料】相場金額やのし袋の書き方など、知っておきたいマナーをご紹介

2020年6月9日お宮参り, 産着

お宮参りの際に神社でご祈祷してもらうには、「初穂料(はつほりょう)」が必要です。

「初穂料ってなに?」「ご祈祷料を神社の社務所で支払えばいいだけでは?」と思うかもしれませんが、参拝する神社にお金をわたすのにもマナーがあります。
当日恥ずかしい思いをしないように、初穂料の金額やのし袋の表書き、お札の入れ方など、覚えておきたいマナーをご紹介致します。

お宮参りの初穂料とは?

お宮参りでは、神社でお祓いをうけて祝詞(のりと)を上げてもらうことが多いと思いますが、このときに必要なのがご祈祷料(ごきとうりょう)です。
このご祈祷料を包むときに、のし袋には「初穂料」(はつほりょう)と書くのがよいとされていますが、「初穂」とはいったい何なのでしょうか?

「初穂」とは、その年に初めて収穫されたお米のこと。
この「初穂」を、まずはご神前にお供えして収穫と豊作を神様に感謝する。それが農作物や魚介類にも広がり、やがては「初物」としてお供えされるようになりました。

しかし生産者以外の人や、季節によっては「初穂・初物」は手に入りませんから、その代わりとしてお金を神様にお供えするようになりました。
やがて「初穂」といえば「神様にお供えするもの」という意味が強くなり、神前にお供えするお金を「初穂料」と呼ぶように。
いまでは厄除祈願や安産祈願、交通安全祈願、七五三やお宮参り、お守りやお札をいただく場合にも「初穂料」という名目が使われています。

同じような意味で「玉串料」(たまぐしりょう)という言葉も使われています。
「玉串」は榊の枝に紙垂を結んだもので、神様の依代として神主や参拝者が神前に奉納するものです。「初穂料」と同じで「玉串」を用意できない場合に、代わりとして神社にお金を奉納するようになりました。
これが「玉串料」ですが、「初穂料」とは違って神葬祭でも使うことができます。

では、お宮参りにはなぜ「初穂料」という名目のほうがよいといわれているのでしょうか。
神社によっても異なりますが、お宮参りではご祈祷後にお守やお札などをいただくことがあるため。
「玉串料」はお守りやお札をいただくときには使用しないため、どちらかといえば「初穂料」が望ましいと考えられているのです。

お宮参りの初穂料の金額・相場・払う人

初穂料の金額・相場

神社によってはご祈祷料が決められているところもありますので、前もって参拝する神社のホームページや、電話で確認しておくとよいでしょう。

ご祈祷料が決まっていない場合には任意になりますが、目安は5,000円~1万円程度。

例えば、赤ちゃんとママ・パパだけでご祈祷を受けるなら5000円程度が一般的です。
ご祈祷の後にお守りやお札など、縁起物がいただけるなら1万円程度。
両家の祖父母も揃ってご祈祷を受ける場合にも、やはり相場の5000円より多めの1万円くらいがよいでしょう。

誰が払うの?お宮参りの初穂料

昔のお宮参りでは、初穂料は祖父母が支払うことが多かったようですが、最近は両親が用意するのが一般的です。

もしも祖父母から、孫の健やかな成長を祈るために初穂料を出したい、という申し出があった場合には、素直にお願いしてもよいでしょう。

初穂料を用意する上での注意事項やマナー

初穂料の熨斗袋の準備の仕方・書き方

初穂料(はつほりょう)はのし袋や白い封筒に入れて、神社の社務所や受付で渡すのが一般的です。ここでは初穂料の熨斗袋の選び方や、熨斗袋の書き方などを解説いたします。

熨斗袋の選び方

のし袋に入れるのなら、水引きが紅白の蝶結びのものを選びましょう。
あわじ結びや結び切りは、結婚式など一度きりが良いとされる場合のお祝い用ですので、間違えないように気をつけて。

熨斗袋の書き方

初穂料の熨斗袋には「表書き」(おもてがき)を書きます。

表書きとは、結婚式などの慶事や葬儀の弔事で渡す祝儀袋や不祝儀袋に書く文字のことです。日本では贈り物をする際、「目録」(もくろく)をつけるしきたりがありました。現在では簡略化され、表書きとして包みの表に書くようになりました。

表書きの書き方は、上段に「御初穂料」と記入し、下段には「赤ちゃんの名前」を書きます。
赤ちゃんの名前の読み方が難しい場合には、名前にふりがなをふっておきます。

封筒の場合も表書きの書き方はほぼのし袋と同じですが、白い封筒に入れることが大切。

地方によっては、下段にお父さんの名前と赤ちゃんの名前を並べて書くところもありますから、自分の地域の風習を確認しておきましょう。

もしもお寺でお宮参りをする場合は、「御初穂料」の部分に「御祈祷料」または「御布施」と記入します。
それ以外は、神社の場合と同じ書き方で問題ありません。

初穂料のお金の入れ方

初穂料のお金は新札でなくてもOK

初穂料は本来、その年に初めて収穫した稲穂を備える代わりですから、お金も新札を包みたいと考える方もいるようですが、新札でなければいけないわけではありません。

とはいえ神様に失礼がないように、できるだけきれいなお札を用意しましょう。あまりに汚いお札やシワシワ、ボロボロのお札はNGです。

初穂料のお金の入れ方

お金の入れ方としては、お札は人物が描かれている方が表になります。
のし袋の表とお札の表を合わせて、人物が上にくるように入れます。

初穂料の熨斗袋の中袋の書き方

のし袋の裏書きは、左下に金額と住所を書きます。
金額を右側、住所を左側に書きますが、金額の書き方としては旧字表記の漢数字で「金○○圓也」などと書くのが一般的です。

中袋や中包みのあるのし袋なら、中袋や中包みの表面中央に金額を記入して、裏面には住所と赤ちゃんの名前を記入します。

初穂料を神社に渡すタイミング

用意した「初穂料」は、お宮参りの当日、神社の社務所や受付に声をかけ、ご祈祷を願いするときに手渡すようにしましょう。

まとめ

お宮参りでご祈祷していただくのに必要な「初穂料」。
参拝する神社が決まったら、予め初穂料を確認するのと同時に、ご祈祷の予約が可能なら予約を入れておくとスムーズです。
大切なイベントだからこそ、恥ずかしくないようにマナーを知って、しっかり準備しておきましょう。