荒磯(ありそ/あらいそ)とは?わかりやすく説明

着物の豆知識#着物,#和装,#着物の柄

荒磯(鯉と波の文様の帯)

荒磯(ありそ/あらいそ)とは?

荒磯とは、中国から伝わった最高級の金襴(きんらん)、緞子(どんす)、錦、間道(かんどう)などのような名物裂(めいぶつぎれ)の中の文様のひとつです。
荒磯柄には、波間で躍動する鯉が描かれており、出世や長寿を意味する吉祥文様とされています。

荒磯柄の意味

荒磯柄には、波間で躍動する鯉が描かれており、出世や強運、商売繁盛、長寿などの願いが込められた吉祥柄とされます。荒磯に織り込まれている鯉には、「川を遡り竜になる」といった言い伝えがあります。そのため、「出世魚」の代表とされています。また、端午の節句の「鯉のぼり」を始めとして、男児の縁起物の図案として最も一般的です。お宮参りの着物の柄として、また七五三の祝い着の羽織の柄として使われていることもあります。

荒磯柄の用途

荒磯柄は、名古屋帯や博多帯の柄として大変人気があります。また、金襴生地として和装用小物やインテリアにも用いられています。

荒磯柄の着物の着用シーズン

荒磯柄は、特に季節を問わず通年使える格の高い装いに適しています。なかでも、5月の鯉のぼりや新年のお祝い、厄除けなどのような縁起を担ぐ場面、夏の浴衣などで特におすすめです。

まとめ

荒磯は、古からの伝統を持つ、格式と雅やかな雰囲気を兼ね備えた和柄のひとつです。男児の縁起物の柄としてはもちろん、大人の趣味として、着物の帯のコーディネートにも重宝される柄となっています。

#荒磯 #着物用語辞典

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