比翼とは？わかりやすく説明

2024年8月28日色留袖,黒留袖,留袖,着物の豆知識#着物レンタル,#結婚式着物レンタル,#色留袖レンタル,#黒留袖レンタル

比翼とは、比翼仕立ての略の事。襲物 (かさねもの)と呼ばれる仕立て方の一種。
着物が二枚重ねにみえるような仕立て方をしています。
袷（あわせ）という裏地のついた仕立て方をした着物の襟、裾、袖口、振りなどに下着の布を重ねて縫い付けた付け比翼と、比翼布をはさみ縫いした本比翼があります。

布の節約ができるだけでなく、着付けも簡単で、黒留袖や色留袖などの礼服に多く使用されます。
本来留袖は、「祝いを重ねる」という意味をこめて白羽二重の下着を重ねて着るのを比翼重ねといいますが、現在では簡略化され、縫い付けた付け比翼（つけびよく）で、二重に見えるように仕立てるようになっています。

比翼仕立ての着物は黒留袖や色留袖が挙げられます。比翼なしで着た場合は訪問着扱いになり、格が落ちてしまいます。

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