【お宮参りの服装】家族はどうする?赤ちゃんの他にパパ・ママ・おばあちゃん、おじいちゃんの服装
お宮参りの服装として家族が何を着るのかは、赤ちゃんが和装か洋装かによって変わります。
お宮参りの服装は、家族の場合、母親や祖母は訪問着や色無地、父や祖父はスーツが一般的といわれていますが、赤ちゃんが洋装なのに家族が着物ではバランスが悪い場合も。
そこで、お宮参りの服装マナーと、両親や兄弟、祖父母などの家族にとって、どのような服装がお宮参りにふさわしいのかを紹介します。
お宮参りの服装 ポイント
神社に参拝するにあたり、この服装でなければならないという決まりごとはありません。
しかし、服装によってはお参りするには神様に失礼にあたる服装がある場合があります。
特に、大切なお願いをする時などはしっかりした服装でお参りした方がよいでしょう。
神社の神職は神さまに対するとき、目上の方に接するように正装します。
カジュアルすぎる服装は避け、神社参拝の際には極力服装をただすよう心がけてはいかかでしょうか。
避けたほうが良い服装
・毛皮・・・神様は穢れや不浄を嫌います。死を連想させますので避けましょう。
・カジュアルな派手な色やデザインの服装
・歩きにくい服装や靴・・境内の石段や砂利道で転倒の恐れがあります
・露出の多い服装
周りからどう見られているかよりも、お祈りを受けるために、神さまのために、そして季節感を考えてどういう服装で行くべきか、ということを考えて決めましょう。
特に社殿の中などの特別な場所で参拝される際、男性はスーツにネクタイ着用、女性も同等の服装を必要とされることもあります。
旅先では、軽装になりがちですが、特別な場所での参拝を予定されている場合は、相応の服装を準備するとよいでしょう。
赤ちゃんの服装を基準にドレスコードを揃えよう
お宮参りは赤ちゃんの健やかな成長を祈る儀式ですから、主役は赤ちゃん。
当日の赤ちゃんの服装を祝い着にするのか、洋装のドレスや正装にするのかをまず決めましょう。
赤ちゃんの服装の格を基準に両親の服装を、両親の服装に祖父母や兄弟が服装を決めて行きましょう。
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お宮参りの父親の服装
お宮参りの服装で家族である父親の服装はスーツが一般的です。赤ちゃんの服装を基準に父親の服装も選びますが、赤ちゃんが和装(産着/晴れ着)でも洋装(セレモニードレス)でも、父親はスーツが一般的です。赤ちゃん(産着)も母親も着物(訪問着)で、父親も和装を着用する場合は御召一つ紋付の着物を着用します。
スーツが一般的
赤ちゃんの服装を基準に服装を選びます。
赤ちゃんが和装だから父親も和装でないといけないということはありません。
父親の場合、スーツで参加するのが一般的です。
赤ちゃんが和装(産着)の場合
赤ちゃんが着物の祝い着の産着を着る場合は、お宮参りの服装で家族の父親は下記のどれかを着用します。
・礼服(ブラックフォーマルスーツ)
・白無地のワイシャツ
・白かシルバー系の慶事用ネクタイ
ブラックスーツでは堅くなりすぎると、ダークカラーのスーツでおしゃれに装うパパも増えています。
赤ちゃんが洋装(セレモニードレス)の場合
赤ちゃんが着物以外の洋装やベビードレスを着る場合は、お宮参りの服装で家族の父親はダークカラーのスーツを着用します。
ピンクや水色などの淡い色のワイシャツもOK。チェックやストライプなどの柄シャツ、派手な色のシャツやネクタイはカジュアルになるので、避けましょう。
・ダークカラーのスーツ(黒・紺・グレーの落ち着いた色)
・白いワイシャツ(淡い色付きワイシャツも可)
・落ち着いた色柄のネクタイ(レジメンタルや小さなドット、小紋柄など)
パパも着物が着たい時
赤ちゃん、ママの着物に合わせて、パパも着物が着たい時は御召一つ紋付がおすすめです。
着物の正装は黒紋付羽織袴は仰々しくなってしまうので避けましょう。
正装
・一つ紋または三つ紋入りの羽織に着物に袴
・白足袋
ママの着物が訪問着や紋付の色無地なら同格で合わせる
・御召一つ紋付
・白足袋
母親の服装
父親と同じく、両親の服装は基本的に赤ちゃんの服装によって変わりますが、赤ちゃんが和装だから母親も和装でないといけないということはありません。
赤ちゃんが洋装の場合、和装の場合でも産後はまだまだ体調も整いにくいもの。
和装よりも洋装を選ばれるママも多いでしょう。
その場合はフォーマルなスーツや露出の少ない清楚なワンピースを着用します。
神様、目上の方に謁見するようなイメージにあたりますので、砕けたかんじにならないカジュアルすぎず、露出の少ないものを選びましょう。
洋装の場合
・デコルテが開きすぎず、膝下丈のフォーマルなスーツ、ワンピース
・靴はヒールが高すぎないもの(参道や砂利道、石階段などで転倒の恐れがあります)
和装の場合
・色無地
・訪問着
格は黒留袖が最も高いです。
和装の場合は他の参加者の方のドレスコードに合わせた着物を選びましょう。
迷った場合は訪問着が最も選ばれておりますので、訪問着がおすすめです。
色は主役の赤ちゃんを引き立たせるため、淡い色、薄めの色、控えめな柄を着用すると良いでしょう。
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赤ちゃんの姉・兄の服装
赤ちゃんの上に姉や兄がいる場合、赤ちゃんの和装にあわせて赤ちゃんの産着に比べて控えめな色柄の七五三の着物を着用しても良いでしょう。
ただし、赤ちゃんが和装をせず、簡易的な衣装の場合は無理に着物を着せなくて良いです。
洋装の場合は幼稚園、学校の制服や、白のポロシャツやワイシャツ、スカートやパンツ、白や紺のソックスを選べばマナーの範囲内です。
祖父母の服装
祖父母も同じく赤ちゃんと赤ちゃんのご両親の服装に合わせます。
祖父の服装
フォーマルスーツで参加するケースが多いです。
・黒のフォーマルスーツ
・白いシャツ
・白かシルバー系のネクタイ
祖母の服装
洋装の場合
母親と同じくよそ行きのスーツやワンピースにしましょう。
和装の場合
・色留袖
・色無地
・訪問着
を選ばれます。
赤ちゃんが和装だからといって祖父母も和装にしないといけないかというと義務ではなく、洋装、和装ともに一定以上のマナーを守っておれば問題ないです。
参加者の服装とバランスが取れていることが大事ですので、事前に何を着ていくか打ち合わせをしておきましょう。
祖母の和装ですと昔は黒の留め袖に五つ紋が最も格が高い着物として着用されてまいりましたが、近年の和装離れにより他の参加者が着物や格の高い着物を着用しない場合は黒留袖を着用せず、周りに合わせた服選びをすると良いでしょう。
例えば、母方の祖母がワンピース、父方の祖母が黒留袖ですとアンバランスです。
かならず事前に参加される方の服装を話し合って決めましょう。
お宮参りの服装で季節別の対策は?
夏のお宮参りの服装は暑さ対策をしっかり
赤ちゃんは自分で体温調節ができません。
熱中症や脱水症状にならないように注意をしましょう。
お宮参りの産着は風通しの良い絽の産着を着用するか、ご祈祷の直前にのみ祝い着を着用するなど、ずっと熱がこもらないような工夫をしましょう。
ママが着用する訪問着などの着物も、袷ではなく、風通しの良い絽の訪問着を着用するなど、涼しく過ごせる工夫をしましょう。
秋のお宮参りの服装は着用する着物の種類に気をつけよう
9月と10月・11月では着用する着物の種類が異なります。
着物には10月~5月なら裏地のある「袷(あわせ)」、7月~8月は透け感のある「薄物(うすもの)」、6月と9月は表地だけの「単衣(ひとえ)」を着用するというルールがあります。
冬のお宮参りの服装は寒さ対策をしっかりしよう
移動時や境内での待ち時間、ご祈祷場所に暖房器具がないなどが考えられます。
生後1カ月前後の赤ちゃんは体温調節が上手にできないこともあり、祝い着の中に着るベビードレスは厚手のあたたかい素材を着用させたり、おくるみやブランケットなど、荷物は多少かさばりますが、暖かく過ごせるグッズを用意しておくと良いでしょう。
まとめ
主役である赤ちゃんが引き立つよう、和装でも洋装でもカジュアルすぎない装いと、バランスのとれた参加者の服装で赤ちゃんの誕生をお祝いしましょう。
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